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抜歯すべき?親知らずと肩こりの意外な関係

2016.03.21

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ブラッシングしにくい場所に生えることも多い親知らずは、虫歯などさまざまな歯のトラブルを引き起こしやすいものです。さらに、親知らずが原因となり、体の左右バランスが崩れて肩こりを招いてしまうこともあります。ここでは、ドクター監修のもと、親知らずと肩こりの関係について解説します。

監修:御殿山整形外科リハビリクリニック 院長  森末光先生

正常な位置に生えてこなかったり、埋まってしまって生えてこなかったりと、厄介なことが多い親知らず。さらに親知らずは、肩こりの原因にもなるのです。
ここでは、親知らずが原因となって肩こりが起こるメカニズムや、注意が必要なケースについて解説します。

親知らずと肩こりの意外な関係

親知らずは、1本もない人から2~3本生えている人、または上下左右4本、全てある人など、人によってさまざまです。難しい生え方をすることが多く、さまざまな歯のトラブルの原因となります。
さらには、噛み合わせや、顎関節、肩こりにまで影響を与えてしまうことがあります。

親知らずは、スペースのない場所に無理やり生えてきてしまうことがあります。そのような生え方をした親知らずは、歯の並びをゆがませてしまったり、あごの運動を阻害してしまうことがあります。これらが原因であごの動きが悪くなると、歯の噛み合わせにも悪影響をきたします。噛み合わせが悪いと、左右のあごの関節に偏りが出てしまい、体のバランスを崩して肩こりや頭痛を引き起こしてしまう可能性があります。

親知らずは抜いた方がいい?

最近では、虫歯予防や体調管理のために抜歯をすすめている歯医者さんも多いようです。親知らずが、下記で紹介するような状態になっている方は、歯科医師に相談してみましょう。

親知らずが虫歯になっている

親知らずは、生えてくる位置によってはブラッシングがしづらく、虫歯になりやすいと言えます。傾いて生えていたり、スペースのない場所に無理やり生えていたりするような場合は、よりブラッシングが難しくなるでしょう。
虫歯になって痛みが発生した場合、痛まないよう反対側の歯で噛むことが多くなります。そうなると、片方の歯のみがすり減っていき、左右の歯の高さにズレが生じてしまいます。すると、頭を支える筋肉が緊張し、肩こりも起こりやすくなります。

歯痛と肩こりの関係については、『歯が痛い!の原因にも?肩こりと歯痛の関係』で解説していますのでご覧ください。

親知らずが傾いて生えている

親知らずが舌側に傾いて生えている場合は、常に親知らずが舌にあたってしまっている状態になります。その場合、自分では意識していなくても、歯が舌にあたらないよう自然と逆側に避けようとします。それが、体の左右バランス崩して、肩こりを引き起こしてしまうことがあります。
これは、親知らずが頬側に傾いていても同じです。

このように、一見無関係に見える親知らずと肩こりですが、生え方や状態によって、親知らずは肩こりを引き起こす原因になります。
肩こりだけでなくさまざまなトラブルの原因となってしまう親知らずは、トラブルを未然に防ぐためにも、早めに抜歯しておいた方がよいと言えるでしょう。

記事転載元:ヘルスケア大学 抜歯すべき?親知らずと肩こりの意外な関係

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