HOME マガジンTOP 医療・家庭の医学 健康増進のための酵素の正しい摂り方とは
9579-1

健康増進のための酵素の正しい摂り方とは

2016.03.20

9579-1
生命を維持していくために大切な役割をもつ酵素は、加齢や食生活の乱れ、ストレス、飲酒、喫煙などの影響で減少します。酵素と健康の関係と、正しい酵素の摂り方について、ドクター監修の記事で解説します。

監修:高輪皮膚科・形成外科 院長  蘇原しのぶ先生

酵素は、消化をサポートしたり、体全体をスムーズに機能させるという重要な働きをします。しかし、酵素は加齢にともない、また、食生活の乱れやストレス、飲酒、喫煙などの影響によっても減少します。健康維持に不可欠な酵素の正しい摂取方法について解説します。

酵素と健康の関係

体内で働いている酵素は「潜在酵素」と呼ばれ、食べ物の消化をサポートする「消化酵素」と、とり入れたエネルギーを体内でスムーズに働かせる「代謝酵素」に分けられます。潜在酵素には限りがあり、通常は消化酵素として優先的に使われます。ただし、病気の時は代謝酵素が優先になるなど、体調をコントロールするためのバランスを絶妙にとりあっています。

体内の酵素(潜在酵素)が不足していると、消化酵素と代謝酵素のうち、一方が不足するという状態に陥ります。そして、ほとんどの場合は消化酵素が優先されるので、代謝酵素が不足します。これにより代謝の低下が起こり、痩せにくくなったり、老廃物の排出が滞って疲れやすくなったり、肌荒れやシミ、シワなどのエイジングサインが現れやすくなります。

反対に、代謝酵素が優先的に消費される病気の時などは、消化機能が落ちてしまいます。すると、十分に消化されていない物質が腸をノロノロ移動することで便秘になったり、消化されない物質が悪玉菌のエサになって腸内バランスを崩し、時には免疫力まで低下させてしまいます。

上記からもわかるように、すこやかな体を維持するには、体内の酵素を不足させないことが大切なのです。

正しい酵素の摂り方

体の調子を整えるには、酵素がたくさん含まれている野菜やフルーツを生で摂取して、酵素を補いましょう。栄養がぎっしり詰まっている皮も一緒に摂取すると、酵素がより一層活性化されます。丸ごとすりおろすジュースなどがおすすめですね。ただし、酵素は熱に弱いため、ジューサーなどを使う場合は熱で壊されないよう短時間で手早く終わらせることが大切です。

酵素と一緒に、ビタミンやミネラルなどの「補酵素」も一緒に摂ると、より効果が高まります。フルーツや野菜は、すでにこれらの栄養素も多く含まれているものがほとんどなので、そういった面でも積極的に摂りたい食材です。

また、お酢と一緒に摂っても、酵素の働きを活性化させるのに効果的とされています。他にも、血圧・血糖値を抑えたり、カルシウムの吸収を高める効果もあるので、隠し調味料として活用することをおすすめします。

ただし、酵素は体が冷えている状態では上手く働きません。体温わずか1度で酵素の働きが半減してしまうといわれています。生野菜やフルーツの食べ過ぎは体を冷やしてしまうので、注意しましょう。また、なるべく夜は避け、デトックスタイムの朝に摂取することをおすすめします。味噌やキムチ、漬け物、麹などの発酵食品で摂取するのもおすすめです。

食事に上手にとり入れて、健康をサポートしましょう。

記事転載元:ヘルスケア大学 健康増進のための酵素の正しい摂り方とは

このトピックスをみんなとシェアする
9579-1

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

Twitterでも最新情報をチェックしよう

ページトップ