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癒しブームが抱える課題!リラクゼーション業界の現状って?

2015.04.14

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最近、「健康・癒しブーム」の影響から、街でたくさんのリラクゼーションサロンを見かけるようになりましたよね。
今まではリラクゼーションサロンに対して何だか贅沢なイメージを持っていたという方でも、駅前などにたくさん立ち並んでいる様子から気軽に立ち寄れる場所となってきているのではないでしょうか。

さて、お客さんにリラックスを提供するリラクゼーション業界。店舗が増えているということはどこも経営がうまくいっているのでは?と思われるかもしれませんが、実は多くの問題を抱えているというのが現状のようです。どんな理由からどんな問題を抱えているのでしょうか?

リラクゼーション業界には悩みがたくさん!

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1:低価格競争

店舗数も増え、身近な存在になったリラクゼーションサロン。しかしその結果として、業界としては低価格競争によって苦しんでいるお店もあるようです。

利益を出すためには多店舗展開が有効なようですが、設備投資に見合うだけの利益があげられるかは営業してみなければわからないもの。また、店舗が増えれば価格の見直しを行った際には全ての店舗で共通の価格を導入しないと店舗間での差が出てしまい、難しいようです。

2:人手不足

少子高齢化の影響がこんなところにも。セラピストとして働きたい人の少なさ、特に若い世代の不足が深刻な問題となっているようです。
また、離職率も高いため、オーナーやマネージャー、店長といった幹部候補生も足りません。この原因としては、業界最大手のラフィネを中心に業務委託という働き方が全体の9割を占めていて、給与体系が不安定という課題があります。

一見報酬が高く見えても「完全出来高制」なので、月間の稼働率が50%を越えなければ一般的な報酬に満たない可能性が高いというリスクがあります。

常にお客様がいるとは限らず、業界の平均稼働率は50%前後と言われていますので、どれだけ稼働したかで試算してみると、以下のようになります。

■稼働率50%の場合
382800(最大報酬)×0.5(稼働率)=191400(円)

■稼働率30%の場合
382800(最大報酬)×0.3(稼働率)=114840(円)

■稼働率10%の場合
382800(最大報酬)×0.1(稼働率)=38280(円)

ここから、税金の支払い、国民健康保険の支払い。そして国民年金の支払いが発生します。

稼働率50%でやっと一般的な報酬になり、それ以下なら生活もままならない程厳しい現実だということがわかります。

しかしながら、大手3社であるリラク(Re.Ra.Ku)カラダファクトリーてもみんでは、業務委託ではなく、雇用保険・社会保険を完備させた就業体制が構築されているので固定給で働くことができます。

給与シュミレーションを見てみましょう。
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・時給 890円〜1,000円(月給換算約140,000円〜174,000円)
・月給 184,600円〜200,000円
会社員と比べると賃金は低いものの、業務委託とは違い、安定的に報酬を得ることができると言えます。

社会保険・雇用保険をしっかり完備させて、安定的な雇用体制を確立させていくことで、離職率が低減し、安定的な雇用を生みだし、お客様にも高いサービスを提供できるのかもしれません。

もちろん、業務委託のように不安定な環境であっても、自分の努力次第では大きく報酬が得られる可能性は充分にあります。
つまり、まずは働き方や報酬に関して、理解をした上でセラピストになることがベストだといえます。

3:接骨院・整骨院の増加

リラクゼーションサロンより格安の接骨院や整骨院。国内最大規模を誇るリラクゼーショングループのエリア統括マネージャーはこう語っています。

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「売り上げだけでなく人材に関しても、現在は柔道整復師に流れていっていると感じます。エステやリラクゼーションは資格がなくても働けるため目に見えたキャリアアップが想像しにくく、国家資格である柔道整復師の取得を目指す人が増えているのではないでしょうか」

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記事引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/9874019/

リラクゼーション業界はどうなっていくの?

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photo by Paul Gallo

リラクゼーションサロンは立地によって店舗の売り上げが大きく左右されます。厳しい経営状況のお店が多い中、繁華街や駅構内、空港内などに立地しているお店は売り上げが好調です。

特に空港内の店舗は外国人観光客の利用などによって繁盛していますが、海外へ店舗を進出させることは現状では難しいです。なぜなら、海外の方が価格が安く、伝統や歴史もあるためです。

離職率の高さを乗り越えて、セラピストをどうやって育成し技術を向上させていくかが今後の課題となっています。それが上手くできる企業が生き残っていくでしょう。育児休暇などを充実させれば、若い女性の参入も進んでいくと考えられます。

追い風が吹いている!?

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2013年10月30日。総務省より日本標準産業分類における「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」が登録通知され、2014年4月1日より産業認定されたことで、国が認める産業になっています。

一般社団法人日本リラクゼーション業協会の会員向けにリラクゼーション業界における正しい知識と技術の習得を目的に、リラクゼーションセラピスト1級・2級の資格認定制度の中で、6,000人以上の資格保有者を増やしてきています。

2015年6月19日には、日本リラクゼーション業協会にも所属していない人でも受検することができる「リラクゼーション知識検定」がスタートし、より一般にリラクゼーションが流通していくことになり、さらに業界は発展していくことになるでしょう。

関連記事:ストレス社会で需要拡大!「リラクゼーション知識検定」にチャレンジしよう

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セラピストの仕事はこんなところがやりがい!

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1:お客様の喜んだ顔を見られる

施術をした結果、「いつもより眠ることができた」「肩こりがよくなった」など、お客様にうれしい言葉をかけてもらえたり、笑顔を見ることができたりするのはセラピストならでは。
人のために仕事ができて、少しでもお客様の日常生活を改善できたらうれしいですよね。
施術中にお客様といろいろな会話ができるのもセラピストの楽しさのひとつです。

2:頑張った分お給料が上がる

セラピストは指名制のところが多いので、努力して施術の技術が認められれば、次第にお客様に指名してもらえるようになっていきます。
固定給ではない仕事は安定性に不安があるかもしれませんが、そのぶん頑張りに応じてお給料が増えていくのは、目に見える成長としてやりがいに繋がりますよね。

3:技術を身につければ独立できる

経験と技術、知識を積んだセラピストは独立開業することができます。セラピストの仕事は、大きな店舗を構える必要がないため、自室の一室を解放したり、出張セラピストになったりして、初期投資を抑えて活動できます。実際、独立開業しているセラピストは多く、そのほとんどが、最初に店舗に勤めて経験と顧客を獲得して独立を目指したようです。

独立すれば、自分の働きたいように自由にできるのが良いですね。

4:お客様と触れ合える

多くの場合、セラピストと顧客は同性です。そのため、家事・育児など多くの共通の悩みを抱えています。お互いが干渉しすぎて依存関係になることはもちろん避けなければいけないことですが、仕事でのストレスに苦しむお客様の悩みを心から理解し、相談にのったり、のってもらったりしてリラックスするのは、なかなか他の職業ではできない貴重な体験です。施術だけでなく、自分との交流によってお客様が癒されて喜んでいる姿を見るのはとても嬉しいことです。

5:プライベートでも技術を生かせる

サービスを提供してお金を得られるのはもちろんのこと、プライベートでも技術を生かして役立てることができるのがセラピストの大きな魅力!
家族や友人、恋人など身近な人にすぐ施術できますね。また、カラダのことをよく知っていれば自分の健康にも役立てることができます。

「リゼミ」に参加してスキルアップ!

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「リゼミ」とは、「リラクゼーションゼミナール」の略。リラクゼーション業界の発展のために、リラクゼーションセラピスト、店長、マネージャー、経営者のレベルアップを図るための学びの場として生まれたものです。どんなスキルを学ぶことができるのかは下の記事にまとまっています。分かりやすい話し方や「非言語」を用いたコミュニケーションなど色々な内容について書かれているので、リラクゼーション業界以外のお仕事で活躍中の方も是非目を通してみてくださいね。

関連記事:コミュニケーションのプロが教える!「伝えた」が「伝わった」に変わる魔法の話し方って?

最後に

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すぐに解決できる問題ばかりではないリラクゼーション業界。しかしそのリラクゼーション業界を支えているセラピストは、大変なところもあるぶん、やりがいのある素敵なお仕事。これから状況が好転していくことを期待しましょう。

関連記事:【編集長が行く】リラクゼーションコンテストJAPAN2015潜入レポート!

記事参考元:
http://hitoyakushigotojp.blog.fc2.com/blog-entry-11.html
http://hitoyakushigotojp.blog.fc2.com/blog-entry-16.html
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